問い 手紙を書いた人の説明として正しいものはどれか。
1 友人が病気で、その病気が治ったら一緒に京都へ行きたいと思っている。
2 京都にいる友人に、嵯峨野へ旅行に行く計画の相談をしたいと思っている。
3 最近手術をしたが、治ったら嵯峨野へ行って、豆腐をたべたいと思っている。
4 紅葉の美しい嵐山の絵ハガキを高校生の娘に買ってきてほしいと思っている。
(2) 私たちは、食べるためばかりでなく、便利で快適な生活を送るため、知らず知らずのうちに多くの生き物の命を奪っています。しかしこのことは、日常生活のなかで実感としてもつことはすくないでしょう。人が生き物の命の尊さをわかるには、逆説的になるかもしれませんが、生き物の命をあやめているという「実感」をもたなければならないでしょう。そうした過程を経なければ、いのちの尊さなどというぉとはわからないのではないでしょうか。
(松浦秀俊『川に親しむ』による)
(注1) 尊さ:大切さ
(注2) 逆説的になる:矛盾しているように見える
(注3) あやめる:殺す
(注4) 経る:通る
問い「そうした過程」とはどのようなことか。
1 生き物とともに、便利で快適な生活を送る経験をすること
2 実際に生き物を殺しているということを心から強く感じること
3 食べるためには、多くの生き物を殺すことは当然だと考えること
4 多くの生き物の命を奪っていることに気づかないまま生活すること
(3)「急がば回れ」という諺がある。急いでいるのなら回り道をしたほうがいいという意味であるが、急いでいる時に遠い回り道を選ぶ人はいないだろう。多少の危険があっても近道をしてしまうのが普通ではないか。つまり、これは実際に回り道をしろと言っているのではなく、あわてて事故を起こしたりしないように、それだけの余裕を持てということなのだ。
問い 筆者によると、「急がば回れ」は急いでいる時にどのようにした方がよいということか。
1 危険があっても近道をした方がいい。
2 危険があっても遠い道を選んだ方がいい。
3 事故を起こさないように遠い道を選んだ方がいい。
4 事故を起こさないように十分余裕を持った方がいい。
(3) 私は、病気は、人間にとって偶然おちかかってくる事故のようなものだち思っている。それを、どのように受け止めるかは、一人一人の人間のすることで、病気が逆に、ある人間にとっては、時がたつうちに、しあわせな事件であったということにもなるのだ。
(なだいなだ「お医者さん」『定義集』による)
(注1) おちかかってくる:ここでは「(よくないことが)おこる」の意味
(注2) うけとめる:ここでは「考える」の意味
問い 筆者が病気について言っていることとあっているものはどれか。
1 かならず後でしあわせにつながるもの
2 交通事故のように突然おこる不幸なもの
3 一人一人の人間がいつも考えているべきもの
4 考え方によってはしあわせになる可能性もあるもの
問題Ⅳ 次の文の にはどんな言葉をいれたらよいか。1・2・3・4から最も適当なもの一つ選びなさい。
(1) 試験の結果を気にする 、夜眠れなくなってしまった。
1 まで 2 わけ 3 あまり 4 ばかり
(2) 雨が 、家帰った方がいい。
1 降らなくて 2 降らないで 3 降らない先に 4 降らないうちに
(3) 家の近くに新しい駅ができた 便利になってうれしい。
1 ためには 2 おかげで 3 せいで 4 ためで
(4) 騒ぎになり から、結婚のことはしばらく