2000年日语一级真题及答案

时间:2005-4-3 20:18:37  作者:alex 鍙彲鑻辫-骞磋交浜虹殑鑻辫鍚璁粌骞冲彴
2000年日语一级真题及答案

であった。 一般に、アクの強い顔は(  A  )。わるくいえば、顔がくずれているからだ。こういう顔は、チラッと見ただけで、印象深く頭の中に残るから、特徴をつかまえやすい。さよう、相手の顔はチラッと見るに限るのだ。顔の全部を、穴のあくほど、ジーっと見ていると、だんだんかんじんの特徴はわからなくなってしまう。 ことに写真をもとに似顔を描こうとすると、その写真そのものが、本人と似ていなかったりすることもあるのだから、あまり、直感的な強い特徴がつかめないことがある。 それほど顔の特徴というものがない人がいる。こういう人の似顔はたいへんむずかしそうだが、特徴のない顔という点が、特徴といえば特徴といえよう。 ぼくは、こういう相手の似顔を描くときは、そばの二、三人の別な人物の似顔もいっしょに描いてみることにしている。 すると、その二、三人の顔のなかにまじった本人の顔が、なんとはなしに、やっぱりほかとはちがった個性があるなとわかってくるものだ。 問1 (  A  ) に入れるのに適当なことばはどれか。 1 かんたんに似顔になる 2 特徴がつかまえにくい 3 めがねやひげが必要だ 4 注意深く見る必要がある問2 「本人の顔」とあるが、何を指しているか。 1 個性的でアクの強い人の顔 2 写真と実物が似ていない人の顔 3 似顔を描いているときの筆者の顔 4 顔の特徴があまりないような人の顔問3 筆者は似顔の描き方について、どのような考えを持っているか。 1 写真を見ながら似顔を描くのはまちがったやり方だ。 2 いかに相手の顔の特徴をとらえるかがかんじんである。 3 どんな人でもよく観察して顔の特徴をつかむのがよい。 4 初めて描くときは二、三人の似顔を同時に描くとよい。 (4) われわれの体にはふだん気がつかないような工夫がたくさんひそんでいる。足の裏は何も感じないようにセットされているが、靴の中や靴下の中に1ミリの異物でもあると敏感なシステムが作動する。ふだんはその敏感なシステムはオフになっているのだ。オフにしておかないと、靴下の感触をいつも感じてしまい、何もできなくなるからだ。 赤ちゃんの手のひらを強く押すと口が開く、などというのも、隠れたシステムである。これは手と口が密接な情報関係を持っていたことを暗示する例で、大人になるにつれてこの関係が鈍化する。 しかし、もともと赤ちゃんは何でも口に入れてモノの形を確認しているわけであって、それを大人たちが次々に制止するため、しだいにそのような行為をしなくなっただけなのだ。ということは、われわれの「内なる情報システム」のどこかには、いまなお口と手が結びついているということである。緊張しすぎると口がカラカラになり、手に汗がたまるというのは、その名残であろう。 問1 人間の足の裏に関する説明として、適当なものはどれか。 1 人間の足の裏はふだんは何も感じないが、異物の存在は敏感に感じとる。 2 人間の足の裏には体の中でも特に敏感なシステムがあり、常に作動している。 3 人間は、足の裏に安定した感触を感じていないと、何もできなくなってしまう。 4 人間の足の裏が、靴下の感触を常に感じているのは赤ちゃんのときだけである。問2 「この関係」とあるが、何を指しているのか。 1 赤ちゃんの、緊張することと口がかわくこととの関係 2 大人の、緊張することと手に汗をかくこととの関係 3 大人の手と赤ちゃんの口が情報を伝え合う関係 4 赤ちゃんの手と口が情報を伝え合う関係問3 「内なる情報システム」の説明として、適当なものはどれか。 1 大人になるにつれて、より敏感に感じるようになるシステム 2 大人たちが制止するため、しだいに消えてなくなるシステム 3 靴の中の異物や、靴下の感触をいつも感じているシステム 4 人間の体にひそんでいて、時に敏感に作動するシステム 問題Ⅲ 次の文章を読んで、後の問いの答えなさい。答えは、1・2・3・4から最も適当なものを一つ選びなさい。  法の下での人間の平等は、憲法でも保障された人間の権利である。しかし現実には、すべての人間や人間活動に平等が保障されているわけではない。社会的・民族的差別の問題は大きい。ここではこうした基本的人権にかかわる問題ではなく、職業、教育や所得に関する平等・不平等問題を論じる。 例えば親の階層(職業や所得)の不利さが子供の学歴達成に支障となることを考えてみよう。親の所得が高くないために、子供が大学進学をあきらめたケースはどうだろうか。奨学金制度が充実しておけば、本人の能力と努力がある限り、大学進学の道は開かれている。わが国の奨学金制度がさほど充実していないことは、アメリカとの比較で明らかである。わが国には機会の不平等は残っているといえる。逆に、アメリカでは機会の平等への執着は強いといえる。もっともわが国においても、国民の所得水準が向上したことによって、親の経済力が原因となって進学できないというケースは以前より減少しており、この問題の不平等性は低下している。 もう一つ例をあげてみよう。企業が新卒者を採用する時に指定校制度というのがある。特定大学の学生のみに受験・面接の機会が与えられ、他の大学生にはその機会がない制度である。企業がこの制度を採用する理由は次の通りである。第一に、入学試験の難しい大学や、良い教育をしている大学の学生は知的活動や生産性の上で優秀な学生という印象がある。第二に、それらの大学に卒業生が、企業で良い成果を上げていることをその企業が知っている。第三に、募集してくるすべての学生を無制限に選考すればコストがかかる。これらを要約すれば、企業にとっては合理的かつ選択のリスクが小さい制度である。 ただし、ここで指定校制度の合理性を指摘することによっ

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